「邂逅」
僕は今、故郷の波止場に立っている。 ここに立つと、昔のことを思い出す。 大好きな海の磯でウニをとったこと。 沖まで泳いでいったこと。 この波止場で恋に落ちたこと。 色々な思い出があふれてくる。 思い出は日々色褪せていくけれど、 僕の思い出達はここに立つだけで溢れてくる。 この海も、僕のまわりも変わってしまったけれど、 思い出だけはいつまでも変わらずに残っていてくれた。 この先何があっても僕の故郷での思い出はなくならないだろう。 そうやって昔の自分を思い出せるってことは 嬉しいことだよね? 自分の今まで歩んできた道を思い出させてくれる。 無駄なことなんて一つも無い。 そう思わせてくれる故郷の景色は僕の心のよりどころ。 |
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